大晦日。
2024辰年も終わろうとしています。
みなさん、突然ですが
年の初め
「今年の抱負は?」
などと新たな年の決意表明を毎年しますよね。
こたつに入りながら、漢字の宿題をしていた息っ子。
なんでだろ~
と聞かれました。
うーん?
そう言われてみると負けるを抱く と書いて抱負ですね。
「なんでだろうね。ママも解んないなぁ」
「それ終わったら調べてみたら?ママにも教えて」
と話しながら
どちらかといえばポジティブな意味に捉えていた“抱負”という熟語が、
なぜネガティブな漢字を使っているのかと考えていました。
「意味があってその漢字を使用しているから、
何か理由があるんだね。きっと」
私はすぐにでも
知りたい気持ちに駆られていました。
子どもに何かを尋ねられた時、親がすぐ調べて教えることは簡単です。
今どきはどのような疑問でも、ググれば5秒で答えは出てきますよね。
近々検索グセのついている私たち親も、
そこはぐっと堪えて
子どもの行動を待つ
姿勢が必要です。
それが子どもの探究心をより育てていきます。
子ども自身が
なんでだろう?
と不思議に思った疑問を、
親自らが答えを導き出してはもったいない!
子どもが自分で探して調べる作業を踏むことが、より知識を深める手助けとなります。
うずうずしながら洗濯物を干し終わって戻って来ると、
息っ子はパソコンで調べている様子でした。
本来は国語辞書や漢字辞典で調べると
より漢字の成り立ちなどから深い知識が学べると思うのですが、
もうここは現代っ子ですね。
手段は何でもよしとします。
「ママ。負けるという字はね」
「へえ〜〜〜
意志や決意を負う、抱えることで責任を持つ意味もあるのかぁ」
!なるほどねぇ…
知らなかった
漢字や熟語は奥が深い
大人でもその言葉が成り立った意味合いなど、
知らないこともたくさんあっておもしろいですね。
親子で不思議に思ったことを調べながら
教え合うのはおすすめです。
自分で調べる→インプット
人に教える→アウトプット
この段階を踏むと
さらに知識の定着が望めます。
そういえば今年の抱負、何だったかな。
行く年
あなたの
今年の抱負は何でしたか。
来る年
また今までとはひと味違う
抱負 になることを
応援 しあわせ受験
今年はありがとうございました