年も明け
お正月も駅伝も成人式も終わり、
いよいよ 大学一般受験の開幕戦
共通テストの日
がやってきました。
国公立大学を受験する人は必須となる
大学入学共通テストですが
最近の大学受験は国公立大学だけではなく
ここが私たち
親世代とは違うところ
申し込みなども、
通学している学校から書類を通して行ったり
子ども達も受験する学校などに合わせて3教科、5教科など
科目や教科数を選ぶようになっています。
共通テストの内容などについては
国公立大学についての別記事で書きましたので
参考にして下さい。
国公立難関私大受験で目指すのは
共通テストで70%、
国公立大2次試験は50~60%、
難関私立大では65~80%を確保する
東大の共通テスト得点率は85%~91%
一般選抜における偏差値は67.5~72.5
ただ試験はその年度によって、
各科目の難易度にはかなりの差がみられます。
娘っ子の受けた年度の共通テストは、全体的に問題が難化傾向となった年でした。
特に数学と国語の難易度が高く、
「数学の難易度が、高すぎた」
との声が続出、かなりの話題となりました。
なんとなんと
平均点の最終集計、数学Iは21.89点、数学IAは37.96点となり、
センター試験を含めた過去最低の平均点でした!
そんな中
娘っ子の、東大に現役合格した友人たちの
得点率は90%以上(‼)のようです。
何がすごいって
得意科目の3教科とかではなく
5教科以上全て、9割近く網羅しているということ!!
それがすごい!
もう、努力の賜物です。
私立共通テスト方式のみを利用する受験生は
3科目選択などで国立志望よりも教科数が少ないので、
全体の得点率を単純に比較するには相違があります。
私立受験の共通テスト方式
通常の一般入試よりも合格の難易度が高い
私大受験で共通テスト利用のデメリットとしては、
合格の難易度が高い点が挙げられます。
大学入学共通テストを利用しての出願は、
国公立を目指している学生も多く受験する為です。
さらに私立大学の共通テスト利用の募集人数は
他の受験方式に比べとても少ない…!
その分倍率が高くなること、
また各私大が設定している得点割合が高く
なかなか合格が難しい現状があります。
メリットも多くあります。
共通テストは各大学の独自試験に比べてスタンダードな問題の為
結果が良かった場合、その後の私立入試本番の2月以降の受験に
大いに役に立ってきます。
私立一般試験より、先に共通テストの結果が出る為
その後の対策が立てやすいメリットもあります。
足切り点がある!
足切り点とは一部の国公立大学で行われている
入試の各科目に定められた基準点のことを指します。
ほとんどの学校は受験科目の合計点で合否を決定しますが
合計の点数が合格点に達していても、
1科目でも基準点に達していない場合
不合格にする判定方法の学校もあります。
ひー厳しい
試験の戦い前に、受験資格を奪われる為
『門前払い』とも…
大学側の条件を満たせない志願者には
二次試験の受験資格を与えてもらえないのですね。
勉強に必死な受験生に変わって
早めに情報を取集することも大事です。
こういう時こそ親の出番ですね。
この日を無事に迎えるために
日々の体調管理、その他たくさんのこと。
きっと親子で大変な毎日を過ごしてきたことでしょう。
当日も、この時期は雪が降ったりと
天候にも注意を払いながら
滑らないように 転ばないように
気を付けて。
さあ いよいよ
受験は本番戦へ。
明日も共通テスト
どうか 受験生のみんなが
納得のいく力を出し切れるように
応援しています。